明治維新とロスチャイルド&フリーメイソンの関係の真実

徳川家の江戸幕府から約260年間、表向きとしては鎖国をしていた日本ですが、1868年頃明治維新を迎えます。

1867年に大政奉還が行われ、江戸幕府第15代将軍徳川慶喜が政権返上を明治天皇に奏上しました。

そして、坂本龍馬!英雄として崇められ、現在も龍馬展などが全国で大きな人気を集めていますね。

日本の歴史において、大きな転換を迎える時代であったことは間違いなく、多くの歴史書や番組などで取り上げられ続けていますが・・・

この明治維新は、世界からはどう見られていたのか!?

結論から記していくと、欧米諸国が、そしてロスチャイルド(金融資本家)がフリーメイソンネットワークを活用して、グラバーを仕向け、坂本龍馬を利用し、薩長同盟を結ばせながら、敵の幕府側にも武器を提供しながら、鎖国をしている日本をこじ開け、自由貿易という名のグローバル化をさせることによって、彼らに富が入るように仕掛けた。という事が言えます。

それでは、じっくりとご覧頂ければ幸いです。

まずは、隣国(中国、インド)の状況

この時代は、イギリスは産業革命後で、資本主義社会の絶頂期を過ぎ、その富は金融資本家のロスチャイルド(ロンドン家)に一極集中していました。※1815年のワーテルローの戦いのネイサンの逆売りで莫大な富を得る

また、国家貿易構造としては、インドが植民地化される時代が続き、元々綿製品が産業であったインドに、産業革命で大量生産化されたイギリス製の綿製品をインドに強制的に売りつけインド綿製品工業が壊滅状態になっている時代です。また、中国は「清」の国、銀本位制の時代で、イギリスには紅茶を輸出、イギリスからはスペイン周りの銀貨(イギリスは金本位制で銀が少ない)を送っていた時代になります。

そこで、イギリスは考えます。わざわざヨーロッパから銀を運ばずとも、清に何か売りつけよう!と。

そこでインドで栽培していたアヘン。これを中国に売りつけます。=アヘン貿易です。

中国とすると、アヘン中毒者が激増し、経済にも大きな影響を与えることとなり、中止を呼びかけますが、聞かないイギリス。そこでアヘン戦争が始まります。1838年~1840年

これに勝利したイギリスは、香港を手に入れ、賠償金(銀貨)も手に入れます。その銀貨を貯蔵しておいたことから作られた銀行がHSBCです。

その後、第二次アヘン戦争(1856年~1860年)がありつつ、そのHSBCの株主であるジャーディンマセソン商会の子会社になる

グラバー商会のグラバーが1859年に日本にやってきます

グラバーは、坂本龍馬に亀山社中という日本初の商社を作らせ、武器を提供します。そして薩摩藩と長州藩に売り、薩長同盟を組ませ、最終的に幕府と戦わせます。
考えてみれば、若い坂本龍馬が何故大量の武器を薩摩藩、長州藩に提供できたのか?その資金はどこから来たのか?おかしいと気づきます。勿論バックには資本家=グラバーであり、その親玉ロスチャイルドがいたのです。

HSBCの元々の株主です。ジャーディン・マセソン商会、ロスチャイルド財閥、サッスーン財閥(インドのロスチャイルドと呼ばれていた)。彼らがアヘン貿易で儲けていた。

整理すると、こんな感じです。

当時、ロスチャイルドのロンドン家の当主はライオネル(二代目)です。そのライオネルが出資(提携)するジャーディン・マセソン商会のグラバーが日本を開国させるのに、坂本龍馬を使い、薩長同盟を結ばせ、武器を売り(儲け)、そして幕府と戦わせて開国させた。そして幕府側にはロスチャイルドのパリ家のジェームス(鉄道王)が武器を売っていたとも言われている。

そして、このパイプを結んでいるのが「フリーメイソン」秘密結社であった。

詳しくは別途記述しますが、1648年のウェストファリア条約以降、宗教信仰の自由が認められ生まれた啓蒙思想→近代フリーメイソンの始まりです。ですから元々は人々(国民)の自由と平等をうたった思想家達の集まりで、古代フリーメイソン(ユダヤ人たちが作った教会等の建築家達の集まり)から変化していった組合の一つであり秘密組織である。その後、資本主義社会の中で政治家や権力者たちの集いとなり、世界中にネットワークを広げている時代です。※1700年代にヨーロッパの政治家でフリーメイソンでない人を見つける方が困難なほど このネットワークを使って、ライオネルがグラバーをつかい、そして長州ファイブ(伊藤博文他)をイギリスまで呼び寄せ、教育し、開国とその後の政府を作っていくようになります。

<長州ファイブ>
・伊藤博文(初代内閣総理大臣)
・井上馨(政治家)
・遠藤謹助(造幣局)
・山尾庸三
・井上勝(日本の鉄道の父)

そして、日本初のフリーメイソンリーは西 周という幕臣の側近でした。

※ここまでご覧になられて、フリーメイソン・・・「陰謀論」と思われた方は、今まで洗脳された歴史の常識といわれた呪縛から解き放たれるために、様々な情報の入手角度を変えましょう!陰謀論と言っている方々が陰謀と言う名のプロパガンダを組んでいるので。

よって、イギリス(時の王室はビクトリア女王)が日本を開国させた。と言われますが、それは歴史の表の部分で、裏側にはロスチャイルドの存在と、フリーメイソンのネットワークが色濃く残されています。
※アメリカの独立宣言が1776年、ベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントンも世界的に有名なフリーメイソンリーですし、1789年フランス革命の人権宣言を起草したラ・ファイエットもフリーメイソンリーです。フリーメイソンが革命の申し子と呼ばれる所以ですね。

ちなみに・・・明治からの日本の硬貨の鋳造技術は、イギリスが教えています。よって、明治初期の硬貨の金型とその試鋳貨(サンプルのようなもの)はイギリスのRoyal Mintに残されています。現在時々オークション等で日本の明治金貨がイギリスのオークションやアメリカのオークションで出てきます。

それも凄い額で!!!5000万円以上!?!?

さて、この頃アメリカは!?ペリーは!?

アメリカは、1776年の独立宣言の後、1800年頃から日本に何度も訪れています。
有名なのは1853年のペリーの黒船来航。蒸気機関を積んだ船!
 

江戸湾で停泊、ズドッン!と大砲を打つ! おったまげた日本人。日本との交易をすることを目的に来航しますが、日本は鎖国。当初は出島に行けと追い返す。その後沖縄で日本人女性たちを強姦しまくり豪遊し、約1年後に江戸にもどってきます。

しかし条約を結べず、アメリカに戻ります。その後、アメリカは1861年~1864年に南北戦争に入り、一時日本から撤退します。

しかし、その南北戦争の前、1858年結局 日本は日米通商修好条約を結ぶことになります。

日米修好通商条約=不平等条約による金の大流出!!!

「日米修好通商条約」この名前だけ見ると・・・なんだか日本とアメリカが友好関係を結んだ条約のようなイメージになりますね。。。

実際は、完全なる不平等条約でありました。

様々な輸入品に対しては関税をかけるという内容ですが、その中の一つで重要なものが「第五条の外国通貨と日本通貨は同種・同量で通用する」という内容です。ただしその詳細は、日本と海外の金銀交換比率の差を利用した金の略奪そのものでした。

日本の金銀交換比率:金1:銀5

海外の金銀交換比率:金1:銀15

※これは大航海時代から日本では石見銀山が大量の銀を産出していたことから銀が安かった=金が高かった
一方で海外は、新大陸アメリカから特にイギリスが大量の金を獲得していた為、金本位制になり、銀の価格が相対的に低かった
→この関係性から、自由貿易化=グローバル化した中で起きた海外による詐欺的行為であったと言えるかと思う。

結果こんな感じになる。

海外の人たちからすると・・・

安い銀貨を大量に日本に持ち込めば持ち込むほど、海外では高価な金貨が大量に入手でき、その金を元手に海外で銀貨に両替をするだけで、資産が3倍になるというものでした。

当然、日本では極端なインフレが起きます。これが明治初期に起きたハイパーインフレの要因です。
※ハイパーインフレというものは、誰かの手によって意図的に引き起こされるものであり=必然、経済現象の中で偶然おきるものではありません

さて、これを仕掛けたのは誰でしょう!?

海外の資産家、そしてイギリス、アメリカ共に政治に権力を保有している財閥と言えば・・・この頃は(も)間違いなくロスチャイルド家(特にロンドン家)です。前述のアヘン貿易でもそうですが。

ちなみに・・・19世紀のイギリスは、よく表向き”パックスブリタニカ(平和なイギリス)”として評価されますが、実際は産業革命の後の技術が諸外国に流出し、さらに物価が下がり=デフレ化し、国家財政は健全とはとても言えない状態でした。ですから、政府(&王室)は資本家の言いなりです。その頃の資本家、これは1815年のワーテルローの戦いで逆売りを仕掛けたネイサン(ロスチャイルドロンドン家1代目)から始まるロスチャイルド財閥です。

ロスチャイルドは日本から得た金をアメリカに持って行き、1861年から始まる南北戦争での兵器を製造し売りつけていったのです。

 ロスチャイルド含めた金融家が国際金融資本家と言われる所以でもあり、国はどこでもビジネスが出来れば国境を超える=グローバリズム であるという事です。

1864年に南北戦争は終了します。実はそこで兵器が余ってしまいます。

その兵器(鉄砲など)を・・・1868年に起こる戊辰戦争で日本(幕府側)に売りつけてきます。

 

明治維新前後の日本を軸とした世界の動きは、

ロスチャイルドが、アヘン貿易で清(中国)から銀を奪い、日本から金を奪い、日本(薩長)に武器を売り、南北戦争で武器を売り、日本の幕府側に余った兵器を売り、大儲けした!という事です。

これが 「グローバル化」 である!

この時代は、生々しく戦争が起きていますので、尊い命が奪われ、女性は犯され、子供は放置される・・・。という時代です。

現代は、戦争なんか起きるわけがない!と言う方もいれば、いや第三次世界大戦が起きる!と言う方もいれば、いやテロだ!と様々な事が言われますが、大事なのは「グローバル化」という理念・概念が彼らの思考であるということです。そしてその思考の根源は、人々から様々な形で搾取することが前提です・・・。

この事を、歴史事実からきちんと読み解く必要がある!ということです。今回は明治維新ですが、他様々な歴史事実を目の当りにし、今世界で何が起き、日本で何が起きようとしているのかを直視する必要があると強く思います。

ペリーの日本への評価

そして、日本から去ったペリー、しかし日本を徹底的に分析をしていたペリーはこのようにアメリカ政府に報告をしています。

『機構製品および一般実用製品において、日本人はたいした手技を示す。彼らが粗末な道具しか使ってなく、機械を使うことに疎いことを考慮すると、彼らの手作業の技能の熟達度は驚くほどである。日本人の手職人は世界のどの国の手職人に劣らず熟達しており、国民の発明力が自由に発揮されるようになったら、最も進んだ工業国に日本が追いつく日はそう遠くないだろう

他国民が物質的なもので発展させてきたその成果を学ぼうとする意欲が旺盛であり、そして、学んだものをすぐに自分なりに使いこなしてしまうから、国民が外国と交流することを禁止している政府の排他的政策が緩められれば、日本はすぐに最恵国と同じレベルに到達するだろう。文明化した国々がこれまでに積み上げてきたものを手に入れたならば、日本は将来きっと機構製品の覇権争いで強力な競争国の一つとなるだろう。』

アメリカが、日本に対して脅威を抱いていたことが良く分かるレポートであり、このアメリカの日本に対する脅威感がここからやく80年後の第二次世界大戦における”大東亜戦争(太平洋戦争)”に繋がるのです。